言わずと知れたイタリアのデザイン工房。
奥山清行(ケン・奥山)氏。
山形県出身の人なんですよ。
現在はイタリア在住です。
1959年生まれ
県立山形東高等学校卒
武蔵野美術大学卒業
ロスの Art Center College of Design にて学び。
デトロイトの GM に雇われ 1980 年代後半にキャリアーが本格的に始まった。
ポルシェで 911 のデザイン・プログラムに参加。
その後、GMに戻る。
「自分のデザインした車が欲しい、とのわがままからピニンファリーナに転職。私の希望で一番下のデザイナーで入り、一年強働いてましたが退社した時にはチーフ・デザイナーでした。」
夢のような職をなぜ辞めたのか、と聞くとその答えは単純。
「やりたいことを全てやったから。」
奥山氏は、ピニンファリーナを離れる前に 3 台のフェラーリ(エンツォ:2002年、スカエリッティ:2003年)と 1 台のマセラティ(クワトロポルテ:2001年)のデザインを担当。
クラブ:イエローマジック(旧アレーゼ山形)のショールームもpininfarinaによるものである。



※Rossaピニンファリーナ社がフェラーリのためにデザインしたコンセプトカー 。
この車は、2000 年のベスト・コンセプト・カー賞を受賞。
Art Center 初の外国生まれの学部長。
2005年デザイン部門の最高責任者・クリエイティブ・ディレクターとして復帰。
2006年10月ピニンファリーナ社を退社。
現在: KEN OKUYAMA DESIGN 代表
Art Center College of Design客員教授、中央美術学院(中国)教授、多摩美術大学客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、グッドデザイン賞選考副委員長、山形カロッツェリア研究会代表。
凄い経歴だねぇ。
とにかく日本人がピニンファリーナのチーフ・デザイナーなんて凄いよね。
そこら辺の国産車なんて何処の誰がデザインしたか分からない(失礼)のに、ピニンだと誰が、まで普通に表に出ちゃうから。
こんな人が沢山出てきて(あんまり出ても困るが)、国産車のデザインももっと質の高いものになっていくといいね。
いや、別にならなくてもいいけど(笑)
510さん
ピニンファリーナはイタリアの会社であり、どんなにその顧客がグローバルになろうとも、その顧客はイタリアンデザインを求めている…という考え方が根強く社内にあったそうです。これからも様々な国籍のデザイナーがピニンファリーナでその才能を発揮することでしょうが、一方でチーフデザイナーはイタリア人であるべきだと思っているようです。
日本人としては納得できない部分もある論理ですが、一方でピニンファリーナの伝統も大切にしたいと思いますので、その思いはフクザツです。
奥山さんにはまだまだその才能を発揮できるプロジェクトがあると思いますので、これからの活動に期待しています。